西日本車中泊旅行第六日目 伊賀上野城&伊賀流忍者博物館&甲賀流忍術屋敷&ユーフォ聖地宇治編
2020年6月11日
道の駅あやまで目覚める。
道の駅は車中泊にうってつけである。安心感が違う。
天気は小雨
今日は南下して伊賀上野城へ
1.伊賀上野城
車中泊をしていると夜早く寝て朝早く起きるようになったため、伊賀上野城はまだ中に入れなかったためぶらつく。
敷地内には伊賀忍者博物館等などがある。
こういう水堀からの景色は新鮮で面白い。
城の外戚は改修中であった。
俳聖殿
松尾芭蕉に関する資料館やそれにちなんだ建物もあった。
時間を潰して伊賀上野城へ
今あるのは藤堂氏の天守をイメージしたもの
藤堂氏とは藤堂高虎のことで、徳川家康信頼されて仕えた武将のことであるが、私は歴史上の人物で一番好きな人物が藤堂高虎である。
少し藤堂高虎の人物を紹介すると、彼は何度も主君を変えた戦国武将として知られている。
藤堂家は滋賀県犬上郡藤堂村小さな領主であったが戦国時代には没落して農民となっており、浅井家の足軽としてスタートして織田家、豊臣家等等7回以上も主君を変え最終的に徳川家康に仕えた。
武士は主君を変えないのが普通だった時代において珍しいことであるが、主君を変えながらも主から信頼を得て重用されたのは彼の哲学が優れていたからだろう。
彼が子孫に残した藤堂家家訓は人間関係を上手く行い、上司からも部下からも信頼を得る心得が記されている。
例えば、
(新参の者は古参の者に、よく家の作法をたずね、そのように守りなさい。家によっては作法の違うこともある。しかし、よい道はどこでも同じである。身の行いを正しくしてもとどまりにくいときは悪い家だと心得て、立ち去るべきだ。長居は悪事の基である。)
のように、新しい会社の礼儀を守るように言いつつ、ブラックな会社はさっさと見限れとある。現代社会にも通じることわりでもある。非常にロックだ。
職を失ったばかりの私の心に響いたものである。
興味ある方は伊賀上野城で買えます。
さて、城内を見てみよう。
藤堂高虎がお迎えである
兜や甲冑がある。
筒井氏と藤堂氏の天守は場所が正反対である。
天守からの眺め
次は伊賀忍者博物館へ
2.伊賀流忍者博物館
忍者とは
忍者とは何か、漠然としたイメージしか持っていない私が忍者を知るために来なければならなかった場所の一つ。
この伊賀忍者博物館は忍者屋敷と資料館、野外ステージからなり、この日は忍者ショーを見ることは出来なかった。
びっくりどっきりな仕掛けがたくさんあり楽しい。
次は資料館へ
伊賀忍者の全体像が分かってきただろうか
忍者という定義は幅広いのだが、いわゆる忍者が活躍した時代は火薬があり、忍者は銃器の扱いが上手く、火薬の取り扱いにも長けていたようである。
まだ忍者について学ぶ必要がある。
私は北に移動し甲賀の地に足を踏み入れた。
3.甲賀流忍術屋敷
甲賀・・・みなさんは「こうが」と読んでいないだろうか。
正式には「こうか」である、驚いただろうか?私は驚いた。
私の知り合いに甲賀(こうが)さんという人がいるのだが、彼は甲賀(こうか)と関係があるのだろうか疑問を持っていた。未だ謎である。
甲賀流忍術屋敷は忍者屋敷と資料室からなっている。早速入ってみよう。
この戸板は厚さが分厚く、防弾になっている。
これは1階の上、屋根裏部屋の下となり監視を行う空間となっている
こちらが屋根裏部屋
さて伊賀と甲賀の忍者について学んだ上で忍者とは何かを考えると、忍者とは破壊工作を隠密裏に行う側面も持つが、薬学や天文学などのライフハッカー的側面も持ち合わせており、普段は農民や商人、山伏などに身を隠していた専門家集団であるということが分かった。当時最先端の学を持っていたことは確かだろう。
よく創作物で伊賀と甲賀は山深い描写がありますが平地が多く田園が広がっております。山は丘レベルがあるぐらいです。
次は京都へ移動する。
4.宇治市
人生で一度は来たかった場所にアニメ響けユーフォニアムの舞台となった宇治市がある。
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アニメの説明は省くとして、平等院鳳凰堂があるにもかかわらずそれを見ないで聖地巡礼だけした。
まずはJR宇治駅へ
観光案内所に久美子が
宇治橋、別名上手くなりたい橋
アニメのまんまなので興奮するオタク。
雨が降っているが気にせず大吉山へ登山する
高坂麗奈さんはこんな山道を夜、しかもヒールサンダルで登ってたんかい
あっというまに山頂へ
おお、感無量だ・・・
下山してぶらぶらと
世界遺産らしい
見たことありますねえ
朝霧橋
奥の山が大吉山です
宇治市観光センターへ
ここにも響け!ユーフォニアムが!
縣神社(あがたじんじゃ)
県祭で有名ですね
最後はまた上手くなりたい橋を見て終わりにします
今日の宿は
道の駅 能勢(くりの郷)
いや~適当な場所で車中泊できたらと思ったんですが適当な場所なんてあるはずもなく、結局大阪府の山中まで行く羽目になってしまった、反省。