マイアラーク風土記

オタクが旅行したり山登ったり写真撮ったりするブログ

西日本車中泊旅行第四日目 橋杭岩&那智の滝&熊野那智大社&潮岬&びんちょうタン&南紀白浜編

2020年6月9日

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1.橋杭岩からスタート

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久しぶりに車中泊ではなくコットという簡易ベットを設置しての車外泊で快適に寝ることが出来た。

橋杭岩という岩が面白い風景を作り出している。

朝早く目が覚めたのでちゃちゃっと朝飯を食べて移動することにした。

 

2.那智の滝熊野那智大社

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熊野那智大社は山の上にあり、駐車場からえっちらおっちらと暴力的な階段を登って参拝する必要がある。

那智の滝は階段下から更に坂を下った場所にあり、一般的な観光客は滝と大社両方見るだろうから、どちらを先に見るにしても階段を上り下りしなければならない。

脚力に自信がなかったら苦痛を味わう羽目になる。

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階段の途中から見た景色だ。山登りしているようだ。

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このあたりでは那智黒という碁石に使う石が採れるらしく、土産物として推している。

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入り口らしい場所にたどり着く。そして、

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赤い本殿と大きな御神木にたどり着いた。

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異界に続きそうな木である。

あとは適当に観ながら滝へと下ってゆく。

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あの遠くに見える滝のもとまで歩いてゆかねばならないのだ。

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望遠レンズを持ってきていて良かった。ここまで大きく見える。

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やっと滝にたどり着いた。




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滝を見て満足したので先へ進むことにした。

橋杭岩から熊野那智大社へは北へ行かねばならず、すなわち海岸沿いに進むためにまた橋杭岩に戻らなくてはならない。というわけで、

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3.本州最南端潮岬へ!

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橋杭岩から潮岬はすぐである。

例によって駐車場から結構歩くので大変である。

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あのよく分からない岩場が本州最南端である。

なんの感動もないが、本州最南端到達という情報だけが達成感として得られた。

せっかくなので付近を観光した。

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最南端近くの休憩所の建物には何やら資料館ともなってる。要約すると、明治時代、この辺の住民は金を稼ぐためにオーストラリアに出稼ぎに行き、真珠などの貝を採っていたのだが、人種的差別と過酷な労働環境により多くの命が失われたということらしい。

チャレンジャー精神と一言で言っていいのかは分からないが、その強い精神力には尊敬する。

4.南紀熊野ジオパークセンターはすごいぞ!

 

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潮岬駐車場のあたりになにやら新しい現代風な建物があり、興味を惹かれたので入ってみることにした。

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幸い入館料は無料であった。

どうやら和歌山県が作った施設でできたてほやほやのようだ。

入ってみて驚いたのが導入として、最近流行りのプロジェクションマッピングを使った映像に度肝を抜かれた。

さらに、和歌山県の地理、歴史、産業、文化などの展示がこれでもかとぶつけられてくる。和歌山の本気がそこにはあった。

子供はもちろん大人も十分に楽しめる場所である。

コロナの影響で、客は少なかったので解説員はこれでもかと解説をしてくるし、こちらの疑問にもコンシェルジュのように答えてくれる。

これで入館無料というのは和歌山県の偉大さを感じられる。

なにげなく入った場所が思った以上に素晴らしい場所だった。もしふらりと寄っていなかったらこの和歌山の本気を知らないで旅を終え一生を終わることになっていたかと思うと偶然とは恐ろしいものである。

公式ページはこちら

nankikumanogeo.jp

 

さてジオパークの隣に有料の展望台があるので上ってみる。

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一階は難破したトルコの船の資料が少しある。

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こういうオタクらしいものを見つけると安心するオタク。

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景色がよろしい。

5.びんちょうタンに会いにみなべ町

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和歌山県みなべ町といえば備長炭の産地として有名だが、古風なオタクならピンとくるであろう、そうびんちょうタンの聖地だ。

今更であるがびんちょうタンとは、備長炭を擬人化したキャラクターのことで、原作及びキャラクターデザインは江草天仁で、2003年から漫画化、2006年からアニメ化された。

本キャラクターの物語上の特徴として、孤児のようなびんちょうタンが、すでに他界した義理の祖母の思い出を胸にしつつ、友人、及び地域住民と交流しながら、生き抜く生活を描いたファンタジー物語である。

びんちょうタンの健気さ、哀愁を誘う暮らしぶりに、生きるとは何か、幸福とは何かといった普遍的なテーマを考えさせられ、または感動させられる。

こういったなんというんでしょうかね、世界名作劇場のような環境によって子供が適応を余儀なくされるという物語に古風なオタクは弱いんですよ。ペリーヌとか赤毛のアンとか若おかみもそうですね。

さて話が脱線しました。

そのびんちょうタンの聖地であるみなべ町には、紀州備長炭振興館というものがあり、備長炭についての資料だけでなく、びんちょうタンファンにとっての象徴的な場所になっておりますのでこれから向かうことにしましょう。

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曲がりくねった山道をぐわんぐわんと揺られながらやってきました。

びんちょうタンがみなべ川森林組合のマスコットキャラクターになっているようですね。

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びんちょうタンの作品が終了して10年以上経過しておりますが、なおもびんちょうタンというキャラクターは現存していました。

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備長炭は多くの製造工程があります。

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びんちょうタンが推す炭愛すを食す、面白い味だ。

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余談

備長炭のある暮らし

備長炭は部屋の脱臭剤や、水を浄化したり、米を炊くときに美味しく炊けるのでおすすめです。旅の最中の飲み物は水だったのですが、防腐効果の期待を込めて浄水用の備長炭を500mlのペットボトルに入れて飲んでました。生活には欠かせないものとなりました。

 


6.南紀白浜

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紀伊半島と言えば美しいビーチで有名な南紀白浜を観なくてはならない。

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なんかの岩。

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南紀白浜にたどり着く。駐車場が無いんですけど。

んまーなんてキレイなビーチかしら!

真っ白な砂!あまりにもきれいな砂なんでペットボトルに詰めて甲子園球児のように持って帰るようにしよう。

でも砂って持ち帰って良いんだっけかと思ってネットで調べたところ、この白い砂は年々波に流されて少なくなっているので、

オーストラリアから輸入して撒きまくっているとのこと。

どおりでどっかで見た気がしたんだよなあと思いつつ砂を戻しました。

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このビーチで夕日を見ようと思ったけどまだ時間が早いので温泉に入ることにした。

さっきから白浜白浜って言ってるけど正しくは

白良浜

ですね。しららはまっていうんですね。

 

崎の湯

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という海岸の岩場をくり抜いたようなワイルドな温泉が近くにあるので行ってみた。

写真撮影禁止なので写真はありません。

洗い場はなく波に近い湯船とやや近い湯船があるのみで、大人が10人も入れば満員というぐらいの大きさである。

源泉はかけ流しだが湯量は少なく温度は極めて熱い、塩化物泉ようは海水ですね。

長時間入ってるとすぐのぼせるので、岩場に体を横にして体を冷まします。

さてこの温泉の特徴は目の前に手が届くくらいの距離で海が広がっていることで開放感は抜群で、大自然に裸体を晒すことが出来ます。

でも、男湯左手に、海に突き出た建造物が目に入ります。最初は朽ちているような雰囲気だったので、バブルの遺産かなどと思っていたら、人間が歩いているのを目にしてマジかよと衝撃を受けました。

なぜならその建造物から男湯が丸見え、 

モロズッポヌケ

 だったのですから。

後々調べたところ、この建造物は

ホテルシーモア 白浜海中展望塔

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といい、立派に海中水族館として営業中でした。

まあ別にいいんだけどさあ。

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風呂から上がって、スーパーで買っておいたパック寿司を食いながら夕日を見る。

 

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夕日を見終わって車で北上し、美浜町の煙樹ヶ浜の駐車場にて就寝!

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お疲れさまでした。