西日本車中泊旅行第二日目 熱田神宮&伊勢神宮&鳥羽水族館&夫婦岩編
2020年6月7日
琵琶湖の南にて目覚める
朝目が覚めると、私の車の周りには多くの車が駐車されていた。釣り人とサーファーたちであった。
窓を開けて寝ていたせいで蚊とヌカカという吸血虫に刺されまくっていた。
この場所には昨夜到着したので周りの景色は全くわからなかったが、明るくなって見渡すとなかなか広い砂浜であった。
砂浜を見に行くと、まるで何かの儀式かのように地平線まで釣り人が左右に等間隔を守って釣りをしているので、面白いもんだ思って景色を眺めていた。
サーファーたちはその釣り人たちで固められた砂浜の沖で、めいめい波に乗っていた。
彼らはお互い邪魔にならないのだろうかと思いつつ、私は移動を開始した。
熱田神宮
国道一号線を使ってあっという間に名古屋市街に入り、熱田神宮に到着した。
この日は終日晴れで朝から暑かった。
熱田神宮といえば草薙神剣という日本三種の神器の一つが保管されている?場所である。
伝説を読み解くと現代的に言えば、天皇勢力が静岡県あたりの土着勢力を攻めたときの場所ぐらいの場所であろうと思われる。
敷地内には弘法大師が植えたともいわれる大楠が生えている。
宝物館には日本刀が展示されているようだが、先を急ぐのでスルーした。
境内は広く、くさなぎ広場なる現代的なものが建造中であった。
伊勢神宮外宮
国道一号線国道23号線に乗り換え、海沿いを走る。
途中、映画「若おかみは小学生」の舞台の一つである、ナガシマスパーランド隣りにあるホテル花水木を見てみようとも思ったが、外からは見えないとの情報がありスルー。四日市、鈴鹿、松阪を経て伊勢市に入り、伊勢神宮外宮に到着した。
伊勢神宮は外宮でも内宮でも20年で遷宮する縛りがあるので、敷地内にある大小の神社にはかならず空き地が隣り合わせに存在する。
外宮と内宮の違いはたんに祀られている神が違うのである。外宮と内宮は3~4km離れている。
伊勢神宮内宮
コロナの影響があるといえど日本第一の神社であるためか、都内のライブ会場並みの人手で賑わっていた。
運良く有料駐車場に車を停め、炎天下の中伊勢神宮内宮を目指した。
途中、アニメのキャラクターのようなものに出くわす。
見た目が性的であると炎上した碧志摩メグであるが、伊勢神宮においても元気でいるようだった。
あまり興味がなかったことと、この先グッズがあるだろうと思いスルーした。
しかし、後にこのキャラクターには旅の中で二度と会うことはなく、グッズを買わなかったことに少し後悔した。
ご当地キャラクターの本分は、当地の魅力を伝え広めることを目的とするものであって、キャラクターのビジュアルは黒子のようなものであるとおもふ。
暑いのと人が多いのとで疲れが増す。
境内を流れる五十鈴川は大変綺麗な川で生物が多く、子どもたちから大人まで楽しめる。
広い敷地をひたすら歩き、皇大神宮にたどり着く。
奈良の勢力であった天皇家がなぜ伊勢に神宮を作ったのか、疑問に思う。
太い木を見ると人間触りたくなるものである。
レアな伊勢神宮のお神酒である。陶器製の瓶に陶器のおちょこがついている。
中身は本醸造酒で、純米派の私にとってはそこは純米大吟醸が良かったなと思った。
コロナの恐怖はここには無いようだ。
ここにも碧志摩メグを発見。
観光地で観光客向けのものを買う、食べる。
それもいいとは思うが、できれば地元の人が普段食べているものを食べたい。
赤福は食べましたけれども。
五十鈴川が綺麗。
鳥羽水族館
実はジュゴンもいることに気づかなくて見れなかった。一生の不覚である。
鳥羽水族館はコロナ対策として入場制限を行っていた。
手前の島は真珠博物館である。
人間ほどの大きさのスナメリが超高速で泳ぐさまは恐怖を感じた。
マナティーは2頭居る。細い若いやつと、太いやつだ。太いやつは大きすぎて同じ生物に見えなかった。
水槽は暗く撮影は困難を極めた。家で画像処理して見れるようになった。
鳥羽水族館は順路がない水族館なので、どこに行ったかどうか忘れてしまう。全部見たと思ったらジュゴンを見逃して泣くのであった。
マナティーを見て満足してジュゴンを忘れる、ガチャポンは見事ジュゴンなのに。
夫婦岩
来た道を少し戻り夫婦岩を見に行く。
割とどこにでもありそうな岩だが縄で結ばれているとそれっぽく感じる。
波は穏やかで綺麗である。
ここを本日の野営地とした。
昼兼夕飯としてスーパーで買った寿司を食う。
マグロの漬け丼でなかなか美味かった。
きれいな夕日を見て酒を飲んで寝る。
第二日目終わり。